今回はバイナリーオプションで使える高勝率エントリー手法シリーズとして、僕流のマルチタイム移動平均線とローソク足パターンを掛け合わせた手法を紹介します。
ボリンジャーバンドとローソク足パターン、移動平均線、そして裁量によるライントレードが僕の普段のFXのトレードスタイルなのですが、FXで培ってきたノウハウをバイナリーオプション攻略に落とし込んで活用しています。
今回は移動平均線とローソク足パターンのピンバーにフォーカスを当てた手法になっているので初心者さんでも簡単に活用することが出来るはずです。
是非参考にされてください。
もくじ
必要なモノと取引方法、併せて見ていきたい手法について
必要なモノ
・分析用チャート「MT4」→MT4の導入方法
他チャートでも問題ありませんが、必ずローソク足やボリンジャーバンドといったテクニカルをチャート上に表示させられるチャートツールを利用してください。
※ハイローオーストラリア等の取引画面チャートは絶対ダメ(何も情報を与えてくれません)
・取引業者→ハイローオーストラリア(オススメ!)等、1分や5分等の短期取引、ハイロー取引が利用できる業者
バイナリーオプションの取引方法について
今回の手法では主に5分足を利用します。
5分足でのサイン足確定後の次の足が陽線になるか陰線になるか、という2択で勝負していくのでハイローオーストラリアではTurbo(短期取引)の5分でやっていきます。
併せて見ていきたい手法について
以前紹介したボリンジャーバンドとピンバーサインを利用したトレード手法も今回の手法と合わせて見ていくことでエントリーチャンスを増やすことが可能です。
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参考【バイナリーオプション高勝率エントリー手法@レンジ攻略】ボリンジャーバンド+ローソク足を使ったエントリーロジック
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上記事の内容は主にレンジ攻略に向けた手法ですが、記事中にトレンド中の活用方法も記載しているのでそちらも合わせてご確認下さい。
手法に必要な基礎知識
ローソク足で知っておきたい基礎知識
ここでは手法に使うローソク足の形について簡単に解説します。
ピンバーについて
ローソク足単体でのサインとして「ピンバー」と呼ばれるローソク足があり、実体よりも長い髭を伴ったローソク足のことを指します。
ポイント
"長い"ヒゲが出る=圧力によって戻された、ということになるので、長い髭が出て戻っていったということはそちらの方向に進む可能性が高いということを示唆しています。
実体よりも長い髭であること、そして上髭ローソク足ならば下髭よりも長い上髭であること、下髭ローソク足ならば上髭よりも長い下髭が基準となります。
上画像に記したローソク足はそれぞれ名前がありますが、ひとまとめにしてピンバーサインと呼ぶことが多いです。
今回はこのピンバーサインをエントリーサインとして採用していきます。
移動平均線の活用法
僕が普段利用しているチャートでは移動平均線を3種類表示させています。
まず基準としている20日移動平均線(以降MA表記)があり、その一つ上位足の20MAに相当するMAと、さらにもう一つ上位足の20MAに相当するMAを表示させており、EMAとSMAも表示させています。
何故そんなことを?という詳しい解説は長くなるのでここでは省きますが、よくある短期移動平均線、中期移動平均線、長期移動平均線の3本を、それぞれ20日を基準としてマルチタイム表示させたものということになります。
具体的な設定はこんな感じですので、とりあえず真似されてみてください。
このように表示させることで、5分足を表示させながら15分足と1時間足の20MAがどうなっているのかも同時に見ることが出来るのです。
真ん中の60SMAがSmoothedを採用しているのが特殊かもしれませんが、これは視覚的にトレンド情報をわかりやすく捉えるために採用しています。
安定したトレンド状態にある時、上図で記した隙間部分がフィボナッチ数列である38.2と61.8のような乖離になり、こうした状態の時は安定して動いていく傾向にあります。
特に難しいことは考えず、上図のMA配置を視覚的に覚えてしまうと簡単です。
移動平均線の短期中期長期が順番に並んでいるパーフェクトオーダーと呼ばれる状態がありますが、それを更にフィボナッチ比率でも視覚的にわかりやすく表した配置というイメージですね。
特に今回のMA配置が最善というものでもないので、短期中期長期のMAによるパーフェクトオーダーが大事になってきます。
移動平均線+ピンバーサインを使ったエントリーロジック解説
今回の手法はいたってシンプルで、移動平均線がパーフェクトオーダーになっている状態で、20MA、もしくはトレンド方向と逆側のボリンジャーバンドに接する形で出現したピンバーがサインとなります。
エントリーの条件
・移動平均線がパーフェクトオーダーの状態であること
・20MAに支えられる形(上昇中ならば20MAよりも上にピンバーの実体がある状態)で出現したピンバーがサイン
・60EMAに支えられる形(20MAと同様)で出現したピンバーがサイン(弱)
・トレンド方向とは逆のボリンジャーバンド±2σにささる形で出現したピンバーがサイン(上昇中ならば-2σ)
・MAもしくはボリンジャーバンドにしっかりとピンバーが刺さっていること。触れているかどうか微妙な時はスルー。
エントリーを控える条件
・価格が60Smoothedまで到達したらしばらく様子見
実際のチャートによる検証
期間にして大体1日半ほどの上昇トレンドの相場ですが、この中で少しずつ見ていきます。
今回見ていった期間では11勝4敗で勝率は約73%となりました。
まとめ
そこまで頻発するようなサインでは無いですが、個人的にはロジックもわかりやすく初心者向けな手法だと思っています。
1分足でも有効ですが、長期足になればなるほど信頼度は高いです。
トレードの時間を決めて、1日1本獲ることだけに集中してやってみてくださいね。
毎日の勝ち逃げの積み重ねが大事です。
他にもエントリーロジックについての解説をしていくので、自分の引き出しの一つとして活用してもらえたらと思います。
ではでは。